ECサイトをブランディングするときには、はっきりしたターゲット層を決めることが欠かせない。ターゲット層が決まれば、ブランドの方向性も決まり、アピールする方法も見つけやすくなるだろう。
たとえば、若年層をターゲットとしているにもかかわらず、新聞の折り込みチラシでのアピールでは、アピール方法として適切ではない。SNSで拡散したり、試供品を渡したターゲット層にブログやSNSで感想を流してもらったりなど、インターネットを使ったアピール方法が効果的だ。
また、ブランディングではブランドのイメージを作ることも必要になる。若い女の子向けのコスメサイトといったように、わかりやすく、具体的なブランドイメージがあると、ターゲット層が集まりやすい。
その際に間違えてはいけないのが、ターゲット層とブランドイメージを上手く繋げることだ。若い女の子向けのコスメサイトをイメージしていながら、実際のターゲット層を中年の男性にしても集客には結び付かない。
そして、ECサイトのブランディングをするときは、オリジナル商品を作ることも大切だ。ECサイトはさまざまなサイトで溢れているので、埋もれてしまう可能性が高い。そのため、他サイトと差別化できる強力な何かが必要になり、そこでオリジナル商品が差別化する武器になる。
ここでしか買えないとなれば、ECサイトはオリジナルのブランドとして認識されるだろう。特にオリジナル商品があれば、他で真似されることも少ない。できるだけ真似できない商品にすると、オリジナルのブランドとして認識されやすくなる。